研究について

研究

令和６年（2024年）度　研究テーマ

「自他の幸福のために、自ら探究し，行動する生徒の育成」～学びを発揮する生徒の姿の実現に向けて～

　今年度は、昨年度に引き続き「自他の幸福のために、自ら研究し、行動する生徒の育成」を主題とした研究を行っています。主題に迫るためには、各教科・総合的な学習の時間・特別活動等において、エージェンシーと核になる３つの資質・能力を育成していく必要があります。そこで今年度は、主題のために各教科において「学びを発揮する姿」の実現を目指します。「学びを発揮する生徒の姿」とは、生徒自らが未知なる状況や正解のない問いに対して、対話をしつつ最適解を見いだしていくときに、見方・考え方を自在に働かせ、身につけてきた資質・能力を発揮する姿です。生徒が見方・考え方を自在に働かせるためには、自己調整のサイクルを自分の力で回していくことが求められます。加えて、最適解を見いだすためには多様な立場を理解したり、考えの違いを認めたりすることが不可欠です。そのため、各教科において、学びを発揮する姿の実現に向け、自己調整の視点から見方・考え方を自在に発揮する手立てについて整理し、研究及び実践を行っていきます。

今年度は、対面とzoomのハイブリッド型での開催を予定しております。

県内外を問わず、多くの先生方のご参加をお待ちしております。

＜期日＞
令和６年１１月８日（金）１２時００分～１６時３０分（予定）

※【１次案内】はこちらからご覧ください。（クリックすると詳細をご覧いただけます。）
※申し込み方法・資料代などの詳細は第２次案内（９月初旬に公開予定）にてお知らせいたします。

研究のあゆみ

附中研究の黎明期

昭和24年度: 総合教育計画の作成
昭和25年度: 附中プランの作成（基底カリキュラム、展開カリキュラム）
昭和26年度: 道徳教育計画（基礎計画編）の作成
昭和27年度: 道徳教育計画（展開計画編）の作成
昭和28年度: 基礎学力についての研究
昭和29年度: 全国中学校合宿教育研究大会への参加
昭和30年度: 附中プランの改訂

研究紀要発行、研究主題

昭和31年度: 第1集子どもの生活意識を高めるための教育研究
昭和32年度: 第2集集団教育の研究
昭和33年度: 第3集教科の本質に立つ教材研究と学習指導法の研究
昭和34年度: 第4集道徳教育の実践的研究
昭和35年度～ 38年度: 第5集～第7集改訂学習指導要領における問題点の実践的研究
昭和39年度～ 42年度: 第8集～第10集授業改造をめざす学習指導法の研究
昭和43年度～ 48年度: 第11集～第16集教材の質的研究
昭和49年度～ 52年度: 第17集～第20集より高い教育効果をめざす指導過程の改善
昭和53年度～ 54年度: 第21集～第22集自ら学ぶ能力の育成
昭和55年度～ 56年度: 第23集～第24集新しい教育課程をふまえた自ら学ぶ能力の育成
昭和57年度～ 60年度: 第25集～第28集自ら学ぶ生徒の育成
昭和61年度～ 平成2年度: 第29集～第33集文部省指定（S63年度～H2年度）この活性化をめざす授業の探求
平成3年度～ 平成6年度: 第34集～第37集伸びる力をはぐくむ学校教育の創造
平成7年度～ 平成6年度: 第38集～第39集豊かな創造性をはぐくむ授業（一次）
平成9年度～ 平成10年度: 第40集～第41集豊かな創造性をはぐくむ授業（二次）
平成11年度～ 平成12年度: 第42集～第43集文部省指定（H11年度～H12年度）、豊かな創造性をはぐくむ魅力ある教育課程（一次）
平成13年度～ 平成14年度: 第44集～第45集豊かな創造性をはぐくむ魅力ある教育課程（二次）
平成15年度～ 平成16年度: 第46集教師の研修システムの再構築、気づきから実践までの「考える力」を育成するために（一次）
平成17年度～ 平成18年度: 気づきから実践までの「考える力」を育成（二次）
平成19年度～ 平成23年度: 「ここで学びたい」～生徒の思いが実現する学校づくり～
平成24年度～ 平成25年度: 国立教育政策研究所指定、「未来を拓く思考力・判断力・表現力」の育成
平成26年度～ 平成30年度: 文部科学省指定未来を拓く力を育成する教育課程の開発
平成31年度～ 令和3年度: 夢中になって問い続ける生徒の育成～教科の本質に迫る授業の工夫を通して～
令和4年度: 時代を生き抜くために必要な力の育成～「教科の本質に迫る授業」と「熊大附中型カリキュラム・マネジメント」を通して
令和5年度: 自他の幸福のために、自ら探究し、行動する生徒の育成～生徒が学びを発揮する姿を見据えた授業デザイン～
令和6年度: 自他の幸福のために、自ら探究し、行動する生徒の育成～学びを発揮する生徒の姿の実現に向けて～

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